15棟504世帯の町

南側からの眺め。この窓のひとつひとつに、様々な人生と思いを抱えた住人がいた。
04年1月中旬には約50世帯となった。およそ10分の1だ。
松戸駅からは、1番系統「三矢小台行き」のバスで10分ほどで「美野里ハイタウン」停留所に着く。
公団の規格に準じて設計されているので、棟と棟の間の空間が広い。
そのため隣の棟の影に入ることなく、1階まで日が射す。日当たりがよく、緑が多かった、
と住人は口をそろえる。木々は27年間で5階の高さに届くほどに大きくなった。
解体の始まった棟は、白いシートで覆われている。
                                       
撮影:03年12月2日、04年1月11日・13日・15日・16日
(タイトル:沖田/コメント:小川)