故郷・美野里を訪れた青年
10年くらい前までは、子どもがたくさんいて、にぎやかだった美野里ハイタウン。
夫の仕事で20数年にわたって全国各地へ転勤したあと、1977年3月家族3人で入居。
当時40代、娘は高校生でした。
登下校の小学生を、家事の合間に窓辺から見守っていたのです。
1993年から住む僧侶。近所のそば屋に見知らぬ青年が。
聞くと子ども時代を美野里ハイタウンで過ごしたというのです。
ここがなくなると知って、盛岡からはるばる見に来ていたのでした。
03年11月〜12月取材/12月25日編集(タイトル:沖田/コメント:小川)